高島屋新宿店で開催されている、職人男子展に行ってきました。
伝統工芸に挑む30-40代の若手職人の展示即売会でした。
会場には最近ではみなくなりつつある、伝統工芸品が多数扱われていました。
価値あるものを受け継ぎ、研さんを重ねている方々には頭が下がります。
会場を回って感じたことは、みなさんコミュニケーションに積極的です。
職人というと、寡黙なイメージもありますが、本展では自分たちの思いや伝統工芸品の価値をきちんと伝える方が多かったです。
分かる人に見て評価してもらえればよいという考え方も立派ですが、
自分から情報発信をして消費者を育てるということも、今後伝統工芸を伝えていくうえで大切なのではないでしょうか。
例えば、10万円する籐表の雪駄がありました。
それを作る大変さ・技術の高さについて説明を受け、
きちんとメンテナンスを保証するので使い続けてもらいたいという熱意に打たれて、
思わず買いたくなってしまいました。
やはり人を動かすのは、熱い思いだと実感しました。