小泉政権時代に、「聖域なき構造改革」というスローガンがありました。
今まで改革を行うことの出来なかった分野を「聖域」と表現したものです。
政治に限らず、企業でも改革を行おうとすると、「聖域」が出てきます。
何か新しいことを始めようとすると、これまでの経緯や業界慣習からできないという意見が出てきます。
それでも議論を重ねていくと、解決策が出てきます。
聖域なき改革を達成するためのポイントを2つ紹介します。
1.発想を変える
これまでと異なる新しいことに挑戦するのですから、発想を変える必要があります。
現状の延長線上で解決策を考えるのではなく、
あるべき姿から逆算をして、解決策を探ります。
2.「できない」理由ではなく、「できる」方法を考える
できない理由をいくら挙げても解決策は見つかりません。
どうすればできるのかを一生懸命考えるようにします。
ブレインストーミングで批判は厳禁ですが、ネガティブ思考は遮断するようにします。