経営コラム


耳の痛い忠告

誰しも耳の痛い忠告はあります。
内容は様々ですが、性格や言動、物の見方、人との接し方など、その人の根幹に関わる項目が多いです。
こうした項目は自分ではなかなか気が付かないことがあります。
そのため、指摘をされてもそんなはずはないと拒んでしまいます。
自分はこういうタイプだと思っていると、その自分像と違うものは受け入れ難いです。

また、こうした内容をきちんと人に指摘するのは難しいことです。
言葉も選びますし、相手との関係性も考慮します。
気がついていてもわざわざ指摘せずに済ませたほうが無難なこともあります。

言いづらいことを指摘してくださる方は、本当にありがたい存在です。
本来は感謝すべきですが、そのような人は身内などの極近い人が多いです。
そうすると、ついつい反発してしまいがちです。
これは非常にもったいないことです。
素直に感謝の気持を表せる人になりたいものです。

耳の痛い忠告を受け入れて実行するためには、自分自身の気付きが不可欠です。
きちんと現状を受け入れて改善に取り組むにはエネルギーが必要です。
成長の機会と捉えて、しっかりと受け止めていくことが大切です。


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