小売業と外食業の中で好調なのは、コンビニとファミレスです。
増税後にややブレーキがかかりましたが、売上は順調に推移しています。
両者の特徴は、老若男女を取り込んで三世代消費となっていることです。
老若男女を取り込んでいる理由は、以下の2つです。
ひとつは、誰もが利用しやすいサービスになっているということです。
コンビニは、店舗も小さく什器も低いです。
そのため、誰でも買いまわりがしやすくなっています。
無機質なイメージがありますが、買い物に困ったときは質問すれば答えてくれます。
ファミレスは、メニューが写真付きで分かりやすいです。
定番メニューが中心のため、名前を見てもなんだか分からないということはありません。
味付けも良く言えばマイルド、悪く言えば特徴がなく、積極的においしいということもなければ、おいしくないということもありません。
もうひとつは、各人が好きなものを選べるということです。
コンビニは、各カテゴリのアイテムの種類は少ないですが、日常生活に必要な物はひと通り揃っています。
ファミレスでは、和食もあれば洋食もあります。
自分で好きなものを選択できるため、楽しむことができます。
無差別的マーケティングのように見えますが、差別的マーケティングを行っています。
【本日の質問】
あなたの会社では、老若男女を取り込む仕掛けがありますか?