PDCAサイクルの大切さは、言うまでもありません。
実際に行ってみて、その結果を検証します。
当たり前のように聞こえますが、きちんと原因究明まで行なうのは難しいものです。
良くある営業会議の様子として、目標に対する進捗状況の報告があります。
例えば、次のような発言がなされます。
「目標に対して300万円の不足でした。要因としては、既存A社の150万円の案件を受注できなかったことです。」
一見すると、原因を考えているように思われます。
しかし、この報告は、不足した300万円の内訳を説明しているに過ぎません。
本当の問題は、なぜA社の案件を受注できなかったのかということです。
その原因を繰り返し追求して、解決策を探らなければなりません。
解決策は、方向性と具体策の2種類があります。
会議では、方向性を出すだけで終わってしまうことがあります。
方向性だけでなく、具体的な行動まで議論しなければいけません。
会議は言い訳の場ではなく、原因と対策を議論する場にしなければなりません。
【本日の質問】
あなたの会社では、結果検証が適切に行われていますか?