【部門別管理会計】
・部門別採算では、製造・販売両部門をプロフィットセンターとみなします。
・利益配分の考え方は以下の2点です。
①製造・販売両部門で利益を分ける
②どちらかの部門にのみ利益を寄せる ex)原価で製品を販売部門に渡す
・管理部門の費用は従業員数割合で販売部門、製造部門にそれぞれ賦課します。
・固定費=経常利益-限界利益で簡便に計算できます。
・許容固定費=限界利益
・許容変動費=売上高-固定費
【成行き業績予測】
・経営者の方に危機感を持ってもらうことが目的のひとつです。
・通常は1~3年程度予測します。近年は環境変化が激しく、1年予測が多くなっています。
・仮定の条件設定のもと、シミュレーションを行います。条件設定の妥当性が論点です。
・EXCELを活用して、シミュレーションを行います。
・過去のデータをもとに予測をしているので、以下のような場合には活用できません。
①企業を取り巻く環境に構造的な変化が予測されている場合。
②企業の内部能力に大きな構造的な変化がある場合。
・減価償却費は定額法を採用した方が、毎年の減価償却費を把握しやすいです。
・償却期間は法定期間ではなく、実用期間で設定します。(一部有税償却も仕方ありません。)
・支払債務回転期間を長期化することは、資金繰り上有効です。
しかし、サプライヤーから警戒され、仕入れ原価が上昇するなどの弊害が発生することもあります。
・必要現預金額の算出は、運転資金サイト差等から理論的に行うほか、実際に会社の方に相談して決定します。