経営コラム


経営計画策定のプロセス①

【経営計画】
・経営計画を策定するには、企業の現状を知ることと、将来ありたい姿を描くことが必要な作業です。
・「企業の現状」と「将来のありたい姿」とのギャップが問題点です。
・ギャップには利益額、売上高などの定量的なギャップと、企業の体質、組織風土などの定性的なギャップがあり、
どちらも埋めなければなりません。
・理念→現状分析→ビジョン→経営戦略→経営計画のステップで進んでいきます。

【現状分析】
・事業マネジメントの目標は、収益の極大化とコストの極小化です。
 これらを実現するための手段は、環境変化への適応、収益構造の抜本改革、効果と効率の追求です。
・組織マネジメントの目標は、目的共有、情報共有(コミュニケーション)、成果の構成配分です。
 これらを実現するための手段は、仕組みの構築、仕組みの公正な運用、仕組みの有効性の検証と継続的改善です。
・財務マネジメントの目標は、高い総資本収益性、財務の健全性の確立です。
 これらを実現するための手段は、管理会計の重視、キャッシュフローの重視、時価主義の重視。
・情報マネジメントの目標は、情報の共有と活用、スピード感のある企業です。
 これらを実現するための手段は、情報公開マネジメント、風通しのよい組織風土、教育と訓練です。
・リスクマネジメントの目標は、リスク・コントロール、つぶれない企業です。
 これらを実現するための手段は、リスク規模の把握、危機対応体制の構築、教育と訓練です。

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