経営コラム


経営目標をお題目にしない

立派な経営目標を立てていても、それがお題目化してしまっている企業があります。
従業員の方にヒアリングをすると、上から降ってきたものとしか認識していません。
これでは、計画を立てる意味がありません。
全従業員に目標を浸透させる必要があります。
そのためには、以下の3点が必要です。

1.経営方針を共有する
なぜそのような目標を立てたのか、経営状況や経営方針を共有します。
理由が分かると、納得感が上がります。
情報は包み隠さず、オープンにすることが大切です。

2.個人目標に落としこむ
全社目標は部門目標に、部門目標は個人目標に落とし込みます。
個人の目標まで落としこんで初めて、本人の目標として実感されます。
個人目標に落としこむ際には、本人と話し合うことが必要です。

3.アクションプランを全員で考える
数値目標を達成するためのアクションプランは、全員で考えます。
一人一人が、目標を達成するために、何ができるのか、何をしなければいけないのかを考えます。
計画作成のプロセスに巻き込むことで、自分が決めた目標という認識が起こります。

【本日の質問】
あなたの会社では、経営目標がお題目になっていませんか?


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