薄利多売という戦略もありますが、粗利益を確保しないまま安売りを繰り返すと、経営を悪化させます。
きちんと粗利益を確保するためには、粗利益率を一定以上に保つ必要があります。
粗利益率を高める方法は、安く仕入れて高く売ることです。

安く仕入れるということは、原価を下げるということです。
原価を下げるには、ロス率を下げるという方法もあります。
値引きロスを減らしたり、廃棄ロスを減らしたりします。
一方、発注量を減らし過ぎて、品切れによる販売機会ロスにも注意しなければなりません。

高く売る方法には、付加価値を高めることや、必要以上の値引き販売をしないことがあります。
商品の価値をきちんと伝えることが大切です。

以上のようなことは、よく言われることですが、もう一つの方法として利益率を確保できる商品企画をするという事があります。
原価を抑えつつ、消費者が納得する価格に見合う商品を考えるということです。
消費者の指示を得るためには、ちょっとした工夫が必要です。
良い意味で予想を裏切るような驚きを提供できるかがポイントです。