9月10日号の経済誌2誌で、今年の新米に対する特集が組まれました。
放射能汚染、内部被ばく、放射能検査の問題点、産地偽装など、数々の問題が取り上げられていました。
そのような中、安全な米を入手する方法として、生産者から直接購入することが取り上げられていました。
これは一つのチャンスです。
これまでも、消費者への直接販売を行おうとする動きはありました。
それは、生産者から消費者へのアプローチでした。
今回は、消費者が信頼できる生産者を探そうと動いています。
この流れに対応するためには、生産者側がきちんと情報発信をすることです。
自分たちの思いを明らかにし、栽培過程も随時公開します。
自主検査などを行っているのであれば、その結果も明示します。
自分たちの熱意が伝わり、透明性のある情報で信頼を得ることができるかどうかがポイントです。
未曽有の危機に直面した今日ですが、日本の農家の真摯な取り組みと熱意が活路を見出すと信じています。