「答は現場にある」
使い古された言葉ですが、常に真実であると、私は思います。
経営者は、常に全体を把握して、先を見ていなければなりません。
今後の方針や進むべき方向を示すことができなければ、会社として先に進むことができません。
進むべき方向に迷ったときには、経営理念やコンセプトに立ち返ります。
コンセプトである「ターゲット顧客」に最も近く、「価値」を提供している場が、まさに現場です。
そのため、現場には答が眠っている可能性が高いのです。
確かに、現場の人達は、経営者のような高い視点は持っていないかもしれません。
しかし、高いところからばかり見ていると、足元が見えなくなります。
理論ありきの、絵に描いたもちになってしまう可能性があります。
どんな素晴らしい計画も実行できなければ意味がありません。
計画を実行するのは、現場です。
現場には、実現するための答があります。
私が支援先の現場の声を必ず聞くのは、そこにヒントや答があるからです。
現場に行って、目線を合わせて、みなさんの声を聞くことで、次の一手が見えてきます。