偉人や著名人の言葉は、よく引用して話されます。
書籍やSNSなどでも多数紹介されています。
それを見たり聞いたりして、素晴らしいと感じても、実際に行動に移せる人は少ないようです。
その原因のひとつは、自分(受け手)と偉人や著名人は別であるという心の壁にあります。
人は成功したいと思う一方で、成功者と距離を置こうとしてしまいます。
成功者と比較することで、自分の現状に目を向けるのが恐いためです。
そこをしっかりと向き合えるかは、受け手の問題です。
一方、発信者も相手を動かしたいのであれば、等身大の話をしなければいけません。
等身大の話とは、受け手にリアリティを感じてもらえるような話です。
私がコンサルティングをする際には、支援先と同規模の会社の事例を引っ張ってくるようにします。
私が企業に勤めていたころの話をすることもあります。
よく武勇伝を語って煙たがられる上司の方がいますが、無理に大きく見せる必要はありません。
無理をしているのが受け手に伝わってしまうと、受け手はフィクションとして流してしまいます。
権威で人を動かすのではなく、本音で人を動かすことが大切です。
【本日の質問】
あなたは、等身大の話をしていますか?