第14回「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に行ってきました。
魚離れといわれていますが、元気な出展者さんが多かったです。
ただし、紹介したくなるような商品といわれるとほとんどありませんでした。
その理由を一言で表すと、ブランド力不足です。
金華サバなどの一部ブランド魚はありましたが、複数の出展者が扱っています。
そうなると、各出展者のブランドがポイントになってきますが、その差別化がきちんとできていません。
魚のブランドや地域のブランドに頼ってしまって、自社のブランディングができていないと感じられました。
ブランド構築のためには、自社の強みやこだわりを明確にする必要があります。
他社と比較してみることで、気づきがあるかもしれません。
そして、ターゲットに合わせて伝えていかなければなりません。
伝える方法は営業のほか、パンフレットやパッケージなどがあります。
これらがきちんとできているところの商品は、訴求力があります。
日本のおいしい魚を楽しむためにも、生産者の皆さんには頑張っていただきたいです。