経営コラム


稼ぐと儲ける

私の仕事は、クライアントさんの利益を最大化させることです。

利益を出す方法は様々あり、クライアントさんの状況に合わせて提案しています。

しかし、利益の出し方について話をしていると、まったく考え方が違うなと感じることがあります。

それは、クライアントさんだけではなく、同業の方と話していても起こります。

その原因を考えてみたところ、利益の出し方には、「稼ぐ」と「儲ける」の2通りあることに気が付きました。

 

「稼ぐ」は、収支バランスを取る考え方です。

支出の予測を立てて、それを埋め合わせるだけの収益の計画を立てます。

「儲ける」は、投資回収の考え方です。

支出を投資とみなし、それに合うリターン(収益)を狙います。

守るか攻めるかという違いと考えることもできます。

 

どちらの方法が良いかは、状況によって異なります。

ただ、今後の不確実な時代を乗り切るためには、「儲ける」考え方が不可欠だと思います。

先が読めないからこそ、自分で目標を立てて、進んでいかなければなりません。

変化の激しい時代に、後手に回ってしまうと、時代に翻弄されてしまいます。

今ある経営資源をフル活用して、道を切り開いていくことが必要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、「稼ぐ」と「儲ける」のどちらを行っていますか?

 

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