科学的経営研究科に参加してきました。
前回から、良い経営をしている会社の事例研究をしています。
第一線で活躍している診断士の方々が、独自の視点で分析をしているので、非常に参考になります。
なぜその会社を取り上げたのかもそれぞれなので、それだけでも面白いです。
ただ単に、事象をまとめるだけではなく、その狙いや背景(経営理念など)も検討をしています。
参加メンバーの意識が高く、机上の空論を嫌がるため、実践的な勉強ができています。
これまでは、受け身での参加でしたが、最近は私も事例の紹介ができるようになってきました。
いままでの取り組みの結果が出てきたため、ポイントを他人に話せるようになってきたからです。
他社事例を研究する際には、成功事例を並べるだけでは意味がありません。
その事例の目的や背景も考えて、抽象化することが必要です。
抽象化してエッセンスを取り出します。
そのエッセンスを自社で取り入れるためには、どうすればよいかを考えなければ、
猿真似になってしまい、上手くいきません。
研究会では、今後エッセンスを抽出する作業に進む予定なので、どのようなアウトプットが出るか楽しみです。