経営コラム


科学的経営研究会

科学的経営研究会に参加して来ました。
PBM理論に関する議論の2回目です。
テキストの行間を、それぞれの経験を元に埋めていくので、様々な見解に触れることができます。
今回のポイントは大きく3つでした。

・企業再生に対する金融機関の考え方
メガバンクに勤務されている方から、金融機関の立場から企業再生に対する考え方を聞くことができました。
普段は再生企業側の視点からしか考えていなかったので、大変参考になりました。

・商品の価値について
商品の価値(顧客ニーズ)と価格の関係について、複数の事例を紹介いただきました。
我々の中では当たり前のことを、どのように経営者の方に理解していただくのかは、今後の課題です。

・経営者の決定が遅くなっているという記述について
なぜ決定ができないのかという議論から始まり、
そもそもバブル期は決定をしなくても良かったのではないかという議論まで発展して行きました。
下請け企業の場合、親会社の言うことを聞けば成長できていた時代であれば、考えて決定をしなくても済みました。
しかし、現在の状況では経営者自身が判断をしなければいけません。
その判断をコンサルタントとしてどのようにサポートしていくかについても、今後考えて行きたいと思います。


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