「真実」という言葉は、強い力を持ちます。
ネットで調べると、「うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。」とあります。
日常では、「絶対的な正しさ」という意味合いを持ちます。
しかし、「うそ偽りのなさ」や「絶対的な正しさ」は、証明することができません。
事実には、必ず解釈が入ります。
数字や統計には恣意性がなくても、そのデータを理解する際には、解釈が行われます。
解釈には、各々の価値観が含まれます。
この価値観が異なるため、同じ事象を見ても、それぞれにとっての事実は異なります。
価値観が違うことは、「うそ偽り」ではありません。
しかし、一般のルールから外れると、「うそ偽り」と判断されます。
他者の「真実」を鵜呑みにするのではなく、自分なりに判断をすることが必要です。
また、自分の「真実」を過信するのではなく、他者の視点も必要です。
多面的に考えるとは、そのようなことだと思います。
【本日の質問】
あなたは、多面的に考えていますか?