経営コラム


相手の考えていることに応える

アーロンチェアの購入にあたり、インターネットで情報を集めていました。

中古品も多数販売されていて、定価の半額程度で購入することも可能です。

正規代理店は、中古品を購入させないように、アピールしていました。

主な主張は、中古品は12年間の長期保証が受けられないというものでした。

それを読んでも、私には魅力を感じませんでした。

アーロンチェアほどの椅子が、そうそう壊れるとは思えなかったからです。

むしろ、中古品は旧タイプであることを注意喚起した方が良いかもしれません。

アーロンチェアは、旧タイプと現行タイプで、機能が大きく異なります。

もしくは、アーロンチェアの調整方法を分かりやすく伝えたほうが、その会社の信頼性が高まるかもしれません。

 

大切なのは、顧客が考えていることを予想して、その悩みに応えることです。

一方的に売り手のメリットを伝えても効果的ではありません。

顧客に寄り添い、顧客の立場で考えなければ、良い提案はできません。

上記の例で言えば、インターネットで商品を購入する際に顧客が何を気にするのか、

なぜアーロンチェアを欲しているのかを考えなければなりません。

自分のこととして真剣に考えれば、自ずと答えは見えてきます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、顧客の考えに応えていますか?

 

※いいね!シェア大歓迎です!!励みになります^^

アーカイブ