相手の立場になったサービスの提供というのは、言うは易し行うは難しです。
ある程度の経験を積まないと、相手の気持ちや考えるのは難しいです。
経験が浅くても、比較的相手と合わせやすいものとして、ペースがあります。
コミュニケーション技法の1つに、ペーシングと呼ばれるものがあります。
簡単に言えば、話し方や身振りなどを相手に合わせることです。
相手が急いでいれば、こちらも少しペースを速めます。
良く役所の窓口業務が槍玉に上がるのも、ペースの違いに一因があります。
大概役所の住民票などを取りに行くのは、手続きなどで必要があるためです。
積極的な用事ではなく、嫌々行なう早く終わらせたいものです。
一方、窓口の方は、ミスのないように業務を行います。
このペースの違いが温度差と感じられて、不満につながります。
丁寧な対応が必ずしも正しいとは限りません。
相手が急いでいるのであれば、要点だけ押さえて時間を短縮するなど、
応用の効くサービスが、相手の立場になったサービスです。
【本日の質問】
あなたの会社では、相手の立場になったサービスが提供されていますか?