経営コラム


町イチ!村イチ!2014

有楽町の東京国際フォーラムで明日まで開催されている町イチ!村イチ!2014に行ってきました。
今回のウリは、以下の5点とのことです。
1.町村の物産・名産品の販売
2.町村のイチ押し食材を使った郷土料理などの販売
3.全国約140体のご当地キャラと撮影
4.震災復興に取り組む町村の様子を紹介
5.ステージで伝統芸能などの披露
1~3について、簡単に感想を記載します。

1.物産・名産品の差別化は難しいようです。
多くの人が溢れて、ゆっくりと商品を見ることができない状態で、いかに消費者の興味を引くかは難しい問題です。
大きめPOPにキャッチコピーを書いておけばある程度の訴求は可能ですが、実際に行っているところはありませんでした。
もう一つの方法は、長期記憶を呼び起こすことです。
簡単に言えば、メディアで見たということを思い出してもらうことです。
そうすると、商品に親近感がわきます。
ただ並べておくだけでは売れないというのは、こうしたイベントの鉄則です。

2.会場の中央に飲食ブースができていました。
各町村のブースでアピールをして、飲食ブースに誘導するというパターンが多かったです。
早々に売り切れるところもあり、需要予測が難しかったようです。

3.会場の内外で、ちいさな子供たち中心に写真を撮っていました。
キャラクターに親しみを持つことで、町村にも興味を持つ方もいるようでした。

地域活性化を考えると、東京で物を売るだけではなく、東京から現地に足を運んでもらう必要があります。
その一連の流れをどのように設計するかが、本当の意味での成功の鍵となります。

【本日の質問】
あなたの会社では、利益につながる一連の流れができていますか?


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