サービス業の課題の一つに、サービスの見える化があります。
サービスを受けてみるまで効果がわからないので、買い手は購入をためらいます。
これは、一品一様のオーダー商品にも当てはまります。
このような商品は、どんなに言葉で説明するよりも、現物を見せたほうが説得力があります。
百聞は一見にしかずです。
現物の見せ方には、2通りあります。
ひとつは、サンプルなどを用意する方法です。
気軽にお試しができるようにして、実際に使用してもらって、納得してもらうというやり方です。
サンプルは、無償よりも有償の方が、より効果的です。
無償の方が試用のハードルは下がりますが、有償の方がより真剣に検討されます。
もう一つは、標準品を用意する方法です。
いくつかのモデルを用意して、そこからカスタマイズしたり、セミオーダーできるようにします。
この方法だと、顧客もイメージをつかみやすくなります。
売り手にとっても、パーツを標準化することで、事前に製作しておくなど、生産性が向上します。
【本日の質問】
あなたの会社では、現物を見せる仕組みがありますか?