「人を動かす」というのは、大変な作業です。
コーチングやマネジメントスキルなど、様々な手法がありますが、ポイントはどれだけ熱を伝えられるかだと思います。
相手に伝える熱量を大きくするためには、「熱源を熱くする」か、「熱源に近づける」か、「伝える時間を長くする」かです。

熱源を熱くするというのは、伝える側が本気になるということです。
本気度が高まれば高まるほど、周囲に伝わる熱量も大きくなります。

熱源に近づけるというのは、周囲をどんどん巻き込んでいくということです。
自分一人で盛り上がっていても、何も変わりません。
どうすれば、相手も乗ってくるかを考えて行動しなければなりません。

伝える時間を長くするというのは、相手が変わるまで何度も繰り返し伝え続けるということです。
まさに根気勝負です。
相手が納得がいかないのであれば、その点を明らかにして説明をする。
相手が逃げ腰であれば、一つ一つやりたくない原因を明らかにして解決していく。
「伝えたけれども、相手が実行しない」というのは、「伝えていない」ということです。

いくら言っても相手が変わらないという時は、熱がきちんと伝わっているか確認することが大切です。