人間追い込まれるととんでもない力を発揮することがあります。
「火事場の馬鹿力」の由来は、火事の時に家財道具を運び出すほどの力を発揮するというところからきています。
ここまでの力でなくても、締め切り間際になると集中力を発揮して、なんとか間に合わせるということは、ビジネスでもあります。
一般的には脳のリミッターを解除することで、火事場の馬鹿力は発揮されると言われています。
そして、リミッターの外し方についても様々な方法が紹介されています。
私は脳科学などの詳しいことはわかりませんが、リミッターを外すきっかけの一つとして、
「何かを守りたい」という強い意思があると思います。
危機に見舞われたときには、自分の生命や大切な人・物を守りたいという意識が働きます。
締め切りなどの約束も守らなければいけないものです。
こうしたものを守りたいという責任感が、すごい力を生むのではないでしょうか。
逆に言えば、いつも約束を守らないような責任感のない人には、火事場の馬鹿力は発揮できないかもしれません。
いざという時に問われるのは、日頃の心掛けではないでしょうか。