会社の状況を把握するのに、データ検証は欠かせません。
データを検証するためには、データが揃っていなければなりません。
ところが、どんぶり経営を続けていると、まったくデータがないということもあります。
経営環境が良いときは、どんぶり経営でも問題ありませんが、環境が変わったときに困ります。
どんな企業でも、決算書は作成しているものです。
最低限決算書分析は行いたいものです。
費用を変動費と固定費に分けると、自社のコスト構造が見えてきます。
労働分配率を見れば、働き方が適正かが見えてきます。
運転資金サイト差を見れば、資金繰りの様子が見えてきます。
これらは、あくまで参考ですが、問題がどこにあるかのヒントになります。
気になったところは、さらに詳しいデータを集めるようにします。
売上が気になるのであれば、商品別や顧客別にデータを集計します。
限界利益率が気になるのであれば、単品管理を行います。
部門別の損益分析をすれば、どの部門毎の対策を考えることができます。
まだデータ検証をしたことがないのであれば、まず決算書を分析することをおすすめします。
【本日の質問】
あなたの会社では、決算書を分析していますか?