経営コラム


欠品対策

欠品をしてはいけないと言われます。
なぜでしょうか。
それは、売上に悪影響を及ぼすからです。

一つは、機会ロスが発生するからです。
需要があっても、その時に商品がなければ、販売することができません。
もう一つは、顧客の信頼を失ってしまうからです。
一期一会という言葉もありますが、お客様にとっては来店時に商品がなければ、そのお店は品揃えが悪いと判断されます。
品揃えが悪いと判断すれば、次回からそのお店に行こうとはしません。

欠品には2種類あります。
一つは、在庫を切らしている場合です。
バックヤードにあったとしても、店頭になければ同じ事です。
細やかな発注と品出しが求められます。
発注による欠品を防ぐためには、安全在庫数を設定し、常にそれを維持するようにします。

もう一つは、品揃えをしていない場合です。
陳列スペースに限りがある場合は、商品構成を広く浅くにするか、狭く深くにするかのどちらかです。
中途半端に少しずつ揃えると、お客様のニーズを捉えることができません。

効率的な発注と戦略的な品揃えで欠品をなくし、機会ロスや顧客の信頼の喪失を回避しなければなりません。


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