売上や利益率を安定させようと思ったら、標準モデルは不可欠です。
一品一様の受注生産では、取引先の業績に売上が左右されます。
受注案件の大きさでも売上が変わるので、売上の予測が立てにくくなります。
また、作ってみないと最終的な利益がわからないということもよくあります。
当初見積もりをオーバーした分を上乗せできないと、赤字案件になってしまいます。
標準モデルを作れば、標準原価が分かります。
標準原価が分かれば、見積作成時に一定の利益を乗せることができます。
また、原材料や作業方法を共有することが可能になるので、コスト削減につながります。
営業時にも、現物を提示することが可能になるので、提案営業を行いやすくなります。
営業の進捗状況を見ながら、今後の売上予測を立てることも可能になります。
標準モデルを用意する際には、どこか特徴付けをしておくと、ブランディングがしやすくなります。
その特徴がブランドを想起するきっかけとなるように設計することが重要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、標準モデルを用意していますか?