業務改善の第一歩は、業務の見える化です。
見える化することで、無駄などがよく見えるようになってきます。
見える化するには、次の2つの方法があります。
1.記録をつける
作業内容や時間を一定期間、一定の間隔で記録します。
例えば、1日の作業を30分単位で記録します。
工場などでは、ストップウォッチを使用して、各作業の時間を測ったりもします。
記録結果をグラフにしたり、チャートにしたりすると、どこに無駄があるかひと目で分かります。
2.フローを図にする
業務の流れなどをフロー図で表します。
例えば、意思決定までに時間がかかっている場合は、
決裁のフローを図にしてみると、どこで時間がかかっているのかが分かります。
特定の人のところで決裁が止まっていたり、やたらと決裁者が多かったりと問題点が出てきます。
まずは無駄を見つけることができなければ、手を打つことができません。
何から始めればわからない時は、まず手を動かして見える化することが大切です。