新宿の花園神社で行われている『椿版天保十二年のシェイクスピア』を観てきました。
花園神社のテントで野外劇を観るのは久しぶりです。
コンパクトな会場での熱気、ビール片手の観劇はまさにお祭りです。
やはりテントでの芝居は特有の雰囲気があり面白いです。
パンフレットの「少し上演時間が長くはなりますが、我らの思いで短く感じられる様、
精一杯演じさせていただきます。」の言葉通り、非常にパワフルでエネルギッシュな
舞台で、休憩含めた3時間はあっという間に過ぎてしまいました。
演者も観客も汗だくです。なんともいえない一体感でした。
終演後の役者と観客が一体となった打ち上げや、
カンパ隊によるカンパの徴収なども通常の芝居と異なる点でした。
こうした仕掛けがあると舞台と客席の距離がさらに近くなります。
やはり舞台は役者と観客が共に作るものです。
一体感によるパワーは何にも負けることがありません。
公演は7月25日(日)までです