経営コラム


検証する時間を設ける

攻めの経営と、イケイケドンドンの経営は異なります。

攻めの経営とは、差別的優位性を持ち、企業競争力を高めることで、売上や利益を増加させることです。

イケイケドンドン型は、PDCAサイクルの回っていない、やりっ放しの経営です。

表面上は同じように経営しているかもしれませんが、中身は天と地ほど異なります。

イケイケドンドン型の経営は、自己満足に陥ってしまっている可能性があります。

 

両者の違いは、結果検証をしているかどうかです。

検証をするということは、結果を明らかにするということです。

明らかになった結果は、必ずしも成功しているとは限りません。

失敗を受け入れる勇気がないと、結果を見ることは非常に恐いことになってしまいます。

そのため、結果を気にせず、ドンドンと進んでいきます。

 

好調なときはそれでも構いませんが、一度躓くと大怪我をします。

高速で進めば進むほど、足元を管理しなければなりません。

足元が見えないほど高速で進んでいるのであれば、一度立ち止まって検証する時間を設けなければなりません。

 

経営で必要なのは、利益でありキャッシュです。

それらがきちんと確保できているか検証する時間を設けることが必要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、検証する時間を設けていますか?

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