経営計画を作成するときなどは、シミュレーションを行います。
どのようなアクションプランを行えば、数値目標を達成できるのか、色々と試してみます。
場合によっては、楽観視観測と悲観的観測も含めた3バージョン作成することもあります。
こうしたシミュレーションを行うことで、実行可能性を確かめることができます。
シミュレーションを行うには、条件が必要です。
上記のアクションプランもひとつの条件です。
その他にも、外部環境などの要因があります。
この条件設定を間違えてしまうと、適切なシミュレーションになりません。
時には意図的に条件設定を曲げることもあります。
いわゆる粉飾です。
作成した側にはメリットはあるかもしれませんが、判断する側としてはまったく意味のないシミュレーションです。
このような不適切なシミュレーションに基いて判断をすると、不幸な結果を招きます。
シミュレーション結果を検討する際には、条件を確認することが必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、シミュレーションの条件を確認していますか?