本年度も多くの補助金・助成金が出ています。
それらの採択のキーワードの一つに、「新規性」があります。
新規性と聞くと、今まで自社でやったことのないことでなければならないと考える方も多いようです。
しかし、まったく現在の事業と違うことに挑戦するというのは、成功の可能性が低いです。
現在の強みを活かしつつ、新しいことに挑戦する方が、成功の可能性は高まります。
強みを活かす方法としては、「ズラす」というやり方があります。
現在の提供価値を、違う方法で提供したり、違うターゲットに提供したりします。
例えば、カーブスは良くあるサーキットトレーニングを、主婦に簡単にできる健康体操として提供することで、大人気となっています。
ブルーオーシャン戦略も役に立ちます。
この戦略が発表された当初は、「減らす」「取り除く」という考え方が衝撃的でした。
代表例として、ビジネスホテルがあります。
ただし、最近はビジネスホテルも競争が激化しているので、おいしい朝食や大浴場など、「増やす」「付け加える」動きが出ています。
まずは、自社の強みや提供価値を明確にして、どこを変えれば新規性となるかを考えることが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、新規性のあることに取り組んでいますか?