遅ればせながら、『ようこそ断捨離へ モノ・コト・ヒト、そして心の片づけ術』を読みました。
それまで、断捨離とは、必要最低限のものだけを持って生活することだとばかり思っていました。
しかし、この本を読んで、モノを捨てるのではなく、「モノとの死んだ関係性や過去のしがらみを断ち切る」ことが、
断捨離の目的ということが分かりました。
過去のしがらみがいつまでも捨てられないというのは、サンクコストとまったく同じです。
今あるものを手放すというのは、非常に損をする気になります。
また、愛着という付加価値がある場合が多いので、さらに手放すのがつらくなります。
一旦過去を切り離して、現在と将来に有用かどうかで判断しなければなりません。
読了後、触発されて、いつかやろうと思っていた押入れの整理に取り掛かりました。
中には、いつか使うと思って取っておいた空き箱や紙袋、そのうち読み返すと思っていた資料が大量にありました。
もう何年も使わずに放置してあったものばかりですので、どんどんと処分をしていくと、
あっという間に3/5のスペースが空いてしまいました。
このスペースに、今取り掛かっている案件に使用している資料を入れたのですが、
これらもきちんと管理しないと、そのまま押入れを占拠することになりそうです。