事業計画を作成する際には、数値シミュレーションが不可欠です。
事業内容の議論を終えて、概要が固まったら、数値シミュレーションを実行します。
数字で考えることで、見えてくるものがあります。
ひとつは、計画の実現可能性です。
例えば、売上を客数と客単価に分解すれば、必要顧客数が分かります。
それだけの顧客を獲得できるかどうか、アクションプランと合わせて考えます。
あまりにも非現実的な数字の場合には、再考が必要です。
また、経費の上限も見えてきます。
それによって、アクションプランに制限がかかります。
例えば、広告宣伝費が決まれば、打てる広告の種類や本数が決まってきます。
限られた経費の中で、やりくりができるかを考えなければなりません。
もうひとつは、検討事項の抜け漏れです。
上記の例で言えば、売上を達成するための販売促進策が決まっていないと、広告宣伝費が決まりません。
各数値項目の内容を精査していく中で、検討が必要になってきます。
抜け漏れがある内は、適切なシミュレーションとは言えません。
全項目を検討して、数値に反映させることが必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、数値シミュレーションを行っていますか?