カイゼン活動を続けていると、踊り場に達することがあります。
徐々に成果が上がらなくなることもあれば、突然成果が出なくなることもあります。
それまでと同じことをしているので大丈夫と思っていると、ゆでガエルになる可能性があります。
先日もしばらく間を開けていた支援先を訪問して驚きました。
電話では順調と聞いていたのですが、現地で数字を確認したら、若干悪化してしまっていました。
すぐに修正をしましたが、気がつくのが遅れていたら、ズルズルと後退していたかもしれません。
成果は、数字で確認することが大切です。
数字の良いところは、連続性があり、比較が可能なことです。
そのため、過去の数字を並べていくと、良くなっているか悪くなっているかが、すぐに分かります。
どの部分に問題があるのかも分かります。
問題点が分かれば、改善策を考えることができます。
また、目標と照らし合わせれば、適当な成果が出ているのかどうかも分かります。
どんなに一生懸命頑張っていても、それが正しい努力なのかが分からなければ、モチベーションを維持できません。
数値目標を設定して、達成率を管理することで、努力が成果に結びついているかどうかが分かります。
感覚だけを頼りにするのではなく、しっかりと数値で確認することが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、数値で確認をしていますか?