経営コラム


攻めと守りのバランス

経営指標として、売上を重視している会社は多いです。

一生懸命売上を伸ばしているのに、忙しいばかりで、全然利益につながらないこともあります。

そのような場合は、攻めと守りのバランスが崩れています。

売上が急拡大したことで、業務量が増えます。

業務量が増えたことで、人件費がかさんだり、ミスが起こったりします。

そのため、固定費やロスが増えて、利益を圧迫してしまいます。

この状況を打開するには、管理体制を整えるしかありません。

 

攻め(営業・販売)と守り(管理)は、同時に行うことが理想的です。

現実的には、売上が先に伸びて、管理がおろそかになることが多いです。

そのような場合は、一度立ち止まって、管理体制を整える必要があります。

そうしないと、いつまで経っても忙しいだけになってしまいます。

 

売上は見えやすく管理しやすいので、売上重視になりがちです。

しかし、会社が存続するために必要なのは、利益でありキャッシュです。

攻めと守りのバランスを整えて、しっかりと利益とキャッシュを生み出さなければなりません。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、攻めと守りのバランスが取れていますか?

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