従来のマーケティングの手法では、市場調査をして、ターゲットを決定して、4Pを考えていました。
これは、有望な市場があり、市場ニーズが明確な場合には、有効な手法です。
しかし、今日では生活者のニーズは多様化しています。
ピンポイントで攻めるには、市場が複雑になり過ぎてしまっています。
そこで、市場調査の前に、自社の提供価値から考える必要があります。
自社の提供価値は何か、それは誰を幸せにできるのかを考えます。
その上で、価値観を共有できる市場を探していきます。
いわば、この指とまれ型のマーケティングです。
この指とまれ型マーケティングを行うためには、自社の価値を明確にして、適切な訴求を行わなければなりません。
ただなんとなく売っていても、要らないものはタダでも要らない時代には通用しません。
企業理念やビジョンを元に、コンセプトを作り、そこから提供価値を明確にしていきます。
提供価値から考えなければ、売るのが難しい時代であることは、間違いありません。
【本日の質問】
あなたの会社では、提供価値から考えていますか?