人は誰しも、他の人から認められたい、自分のことを認められたいという欲求を持っています。
子供であれば、両親や友達、先生から認められたいと思います。
兄弟や同級生と比較されることを嫌がるのは、その比較対象の方のみ認められているような気がするからです。
そして、これは大人にも当てはまります。
大人の場合は、仕事上で現れるます。
上司に認められたい、同僚に認められたいというだけではなく、部下から認められたいという欲求もあります。
生理的欲求と異なり、率直に口に出すことが難しいものでもあります。
特に部下から認められたいなどということは、プライドもあり言えません。
上司になれば、これまでとは異なる役割が求められます。
新しいことに挑戦することは、誰でも不安なことです。
その不安を隠そうとして、高圧的な態度に出てしまうことがあります。
すると、部下の方は反発をする。
そこで、言うことを聞かせようと増々強く出る。
これでは悪循環です。
自分の不安を口に出すのは難しいですが、周囲の人に相談をすることはできます。
無理に自分を大きく見せようとするのではなく、真摯に熱意を持って取り組む姿を見せれば、周囲は評価をしてくれます。
不安な気持ちを抑えつつ、相手に配慮ができる大きな器を持てるよう、私も精進していきます。