経営コラム


手を離すタイミング

私の使命は、「売れる仕組み」を作ることですので、仕組みができれば、お役御免となります。
仕組みさえできれば、後はそれを実行していくだけです。
自分たちの会社は、自分たちで運営していくのが本筋ですので、軌道に乗れば補助役は外れます。
このタイミングを図るのに、会議における私自身の発現量を目安にしています。

最終段階になると、ほとんど私は発言しません。
オブザーバーのような立ち位置で、議論の流れが乱れた時にだけ、口を挟みます。
もしくは、話が行き詰まって、意見を求められた時だけ発言します。
ほとんど完全に任せている状態です。

その一歩手前は、私がファシリテーターとなります。
意見を促すような質問をしながら、支援先の人たちに議論をしてもらいます。
議論の中心は、あくまで支援先の方々です。

初期段階では、ほとんど私が話します。
講義のような形で、考え方などをお伝えして、質問に答える形で考えていただきます。
考えた内容は、支援先の方々のものです。

この段階は、人に仕事を任せるステップとも共通します。
徐々に手を離して行くことで、相手に独り立ちをしてもらうことが目的です。

【本日の質問】
あなたは、相手に仕事を任せることができていますか?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

アーカイブ