経営コラム


情報共有型の交渉

交渉において、情報の有無は、大きな差になります。

情報を持っている方が、持っていない方よりも、ずっと優位に交渉を進めることができます。

情報を持っている分だけ、切れるカードが多いからです。

そして、交渉に勝った方が、すべてを手に入れます。

これは、ゼロサムゲームです。

交渉後、両者がより深い信頼関係を築くことができるかは、分かりません。

 

今後、市場や資源が小さくなっていく中で、ゼロサムではなくシェア型のビジネスが必要になってきます。

その際には、交渉の行い方も変わってきます。

お互いに持っている情報を開示して、共有しながら、妥協点を探っていかなければなりません。

誰かが一人勝ちをするのではなく、ステークホルダーが共存できる道を見つけます。

そのためには、情報を隠すのではなく、共有しながら、交渉しなければなりません。

 

相手との信頼関係の構築を望むのであれば、情報共有型の交渉が不可欠です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、情報共有型の交渉を行っていますか?

 

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