経営コラム


情報を組み合わせる

なにか新しいものを生み出す際には、0から考えるよりも、既存のものを組み合わせて行うことが多いです。
組み合わせ方は足すだけではなく、掛けたり引いたりすることもあります。
ブルーオーシャン戦略などは組み合わせ方に関する理論と見ることもできます。

組み合わせる情報は頭のなかになければいけませんが、すべてを記憶していることは不可能です。
今はパソコンやデータベースが発達しているので、記憶はそちらに任せるkとができます。
人の脳にはインデックスがあれば、いつでも情報を引き出すことができます。

データベースは情報を引き出しやすいようにデータがストックされていなければいけません。
また、チームの情報を共有していくことで、データの貯まるスピードが速まります。
データが貯まっていく中で、暗黙知が形式知化されていきます。
モバイルなどを活用すれば、どこでも情報を引き出すことができます。

それでも、一定の知識が人の脳の中になければ、情報を活用することができません。
例えば、営業職は、顧客情報や商品情報が分からなければ、商談で適切な提案をすることができません。
インデックスとなる情報がなければ、データベースから情報を呼び出すこともできません。
ラテラルシンキングは情報を広範囲に引き出す技術と考えることができます。

ITによる膨大な情報と、経験等による人の能力によって、無限の可能性が広がります。


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