経営コラム


性格と業務の向き不向き

能力は仕事を通じて成長させることができますが、性格は変えることができません。

個人の性格と業務内容が一致しないと、高いパフォーマンスを発揮することができません。

さらに、個人にストレスがかかってしまうため、離職の原因にもなりかねません。

苦手なことを経験させて成長させるという考え方がありますが、性格的に向かないものは経験させてもプラスになりません。

 

例えば、コミュニケーション能力は、経験を通じて身に付けることができます。

人と接するのは嫌いではないが、コミュニケーション能力が低いために、接客や営業が上手くいかないのであれば、経験で何とかなります。

しかし、そもそも人と接するのが嫌いで、一人で作業するのが好きという人を、顧客接点に出しても上手くいきません。

顧客を知るためにどうしても接客や営業を経験させなければならないのであれば、本人に目的を理解させて、期間を区切って行います。

目的も理解せず、いつまで続くのか分からない状態は、本人にとって大きなストレスになります。

 

業務内容毎に、求められる能力だけでなく、性格なども明確にする必要があります。

そして、その基準に合わせて、適材適所の配置を行うことが大切です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、業務内容と個人の性格を考慮していますか?

 

※いいね!シェア大歓迎!!励みになります^^

アーカイブ