後悔先に立たずとは良く言ったもので、行なってしまったことはいくら悔やんでも取り返しがつきません。
悔やんでも悔やんでも、人は弱いので、後悔後を絶たずの状態になってしまいます。
なぜまたやってしまったのかと、いつも思うものです。
しかし、ポジティブに見れば、やってしまったことにすぐ気づくというだけでも進歩です。
稲盛和夫氏は、『「成功」と「失敗」の法則』の中で、
「反省を繰り返さなければ変わることができないほど、人間は頑迷固陋な存在でもある」と述べています。
劇的なきっかけで、大きく変わることもありますが、少しずつの進歩の積み重ねの結果として、人は変わっていきます。
先にあるゴールばかりを見ていると、小さな変化に気が付きません。
スモールゴールを設定し、成果を実感することも大切です。
何度同じ過ちを繰り返しても懲りないのは困りものですが、
何度も後悔をし、反省をして成長していくことは大切なことです。