長所伸展は、経営の基本です。
無理に弱点を克服しようとするよりも、強みを活かしたほうが、成功の確率は高まります。
人を育てる際にも、良いところを伸ばして、その人にあった役割を果たしてもらうほうが、効率的です。
これは、営業やマーケティングにも言えます。
どのような商品であっても、強みと弱みがあります。
顧客に訴求をするのであれば、強みを強調すべきです。
もちろん、瑕疵や欠陥を隠すような商売をしてはいけません。
相手の関心を弱みから強みの部分に移していくということです。
例えば、ユニクロは、豊富なカラーバリエーションと機能性で人気を得ました。
ディスプレイやCMでこれらの強みを強調することで、デザインの単調さなどは検討材料から外れました。
この価格で、この品質なら、価値があると思わせることに成功しました。
誠実さは商売の基本です。
しかし、わざわざ自分の不得意な土俵で勝負をする必要はありません。
強みにスポットを当てて、そこを活かして戦うべきです。
【本日の質問】
あなたの会社では、強みにスポットを当てていますか?