経営コラム


弱いところもたまには見せる

ビジネスの最前線で活躍している人ほど、弱みを見せまいとすることがあります。
常に意識を高く持ち、負けないようにと頑張り続けます。
そのように頑張ることは素晴らしいことですが、無理をしてしまっていることもあります。
必要以上に頑張ることで、ほかのことに気が回らなかったり、周囲の人を寄せ付けなくなってしまったりします。

たまには、肩の力を抜いて、弱いところを見せるのも大切です。
何か悩みがあるのであれば、周囲の人に打ち明けます。
解決されるわけではないかもしれませんが、自分も悩んでいるということをオープンにすることが大切です。
あの人も同じなんだと、親近感がわきます。
小さなミスであれば、隠さず見せてしまった方が楽です。
人は誰でもミスをします。
無理に包み隠そうとすると、どこかで皺寄せがきます。
素直に認めることで、信頼感が生まれます。

しかし、いつも弱いところばかりを見せていると、逆効果です。
それは、頼りない人、弱々しい人になってしまいます。
普段は頑張りながらも、たまには弱音を吐く、そのギャップが大切です。


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