売上が悪くなってくると、経費の見直しが始まります。
不必要なものを削減することは重要ですが、本当に必要な物まで削減してしまうと、競争力を失います。
内容を吟味した上で、対応しなければなりません。
削減候補として挙がる経費の一つが、広告宣伝費です。
チラシを配布している割に、売上が増加していないなどの理由により、廃止が検討されます。
私のこれまでの支援経験ですと、広告宣伝を完全に止めてしまうのは危険です。
新規顧客よりも既存顧客の維持のほうが、コストはかかりません。
しかし、既存顧客を100%維持することはできません。
なんらかの理由により、離反する顧客が出てきます。
そのときに、新規顧客を獲得できなければ、売上は低下します。
新規顧客の獲得のためには、広告宣伝は不可欠です。
広告宣伝により、集客ができていないのであれば、内容を見直すべきです。
価格勝負ができないのであれば、イベントなどで訴求をします。
回数を減らすことはあったとしても、完全に止めずに、新規顧客開拓の努力を続けることが必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、適切な広告宣伝を行っていますか?