最近、ネットで組み立て式の家具を2つ購入しました。
どちらもほとんど工具を使わずにできるものです。
しかし、その説明書の分かりやすさに大きな差があり驚きました。
良かったものは、図と部品に番号が振ってありました。
そのため、どの部品とどの部品を組み合わせればよいかが容易に分かります。
上下や前後の指示も明確なので、ストレスなく組み立てることができました。
もう一つのものは、図が不鮮明な上に、指示も専門的でわかりづらかったです。
例えば、「立ち上がりを下にする」とありました。
「立ち上がり」という言葉がわからなかったので、ネットで調べてみると、「部材が水平面から垂直方向に上がること」とあります。
ようするに、凹型のものを上下逆にするということのようです。
図で拡大すれば分かりやすいと思います。
誰にでも分かるように説明しようとすると、表現が冗長になってしまいます。
それは漢字言葉を避けるからです。
例えば、大人であれば「起立」と言えば済みますが、未就学児童であれば「立ってください」と言わなければ分かりません。
字数などに制約があるとは思いますが、出来る限り漢字言葉は避けたほうが分かりやすいです。
小学生に説明するような気持ちで考えると、わかり易い文章になります。
その後で冗長過ぎないか、ターゲットに説明するには幼稚すぎないかをチェックします。
あまりにも容易な表現は、相手を馬鹿にしていると取られる可能性があるので、注意が必要です。
資料などが出来上がったら、お子様に見てもらうのも良いかもしれません。