経営コラム


差別的マーケティングと集中的マーケティング

マーケティング戦略において、ターゲット顧客の絞り込みは必須事項です。

市場調査を行いながら、適切なターゲットを設定します。

そして、ターゲットに対して、適切な訴求を行わなければいけません。

 

このとき、ターゲットが複数になることがあります。

ターゲットが複数であれば、それぞれに合わせた訴求方法が必要です。

これを差別的マーケティングと呼びます。

市場調査からターゲット設定を行う従来のマーケティングでは、一般的な手法です。

 

ただし、経営資源の限られる中小企業では、同時に複数の訴求方法を実施することが不可能なことが多々あります。

その際は、ターゲットを一つに絞り込み、集中的マーケティングを行います。

ターゲットを絞り込む際には、自社の提供価値から考えていきます。

自社の強みや経営理念、ビジョンを元に提供価値を設定し、それに共感する顧客をターゲットとします。

先に市場調査をするのではなく、まず価値設定をするところから始めます。

 

マーケティング理論もツールのひとつです。

自社にあったやり方で、売れる仕組みを作ることが重要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、自社にあったやり方で、売れる仕組みを作っていますか?

 

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