失敗をするのは誰でも嫌なものです。
できることならしたくありません。
TVゲームであれば失敗してもやり直しができますが、現実はそうは行きません。
したくないという気持ちが強くなると、挑戦することをしなくなってしまいます。
しかし、やってみなくては分からないこともあります。
そこで、小さく試してみることをおすすめします。
『ビジョナリー・カンパニー 4』では、「鉄砲の後に大砲を撃つ」と表現されています。
どの程度までの損失ならば許容出来るかは、会社やそのときの状況によって異なります。
見込まれる損失は、研究開発や販売促進の費用として考えます。
許容される範囲で、色々と試して見ることが大切です。
そして、失敗から多くのことを学べば良いのです。
小さく試す方法としては、試作品の製作販売や、エリア限定販売、数量限定販売などが考えられます。
どこまで損失を許容できるか線引をして、それまではとことん試します。
失敗したから終わりではなくて、そこから改善を繰り返します。
行けるという確信ができたら、大きく勝負にでます。