批評家は要らないとよく言われます。
現状認識は重要ですが、ただ指摘するだけでは意味がありません。
問題は、どのように課題を解決するかです。
問題点を明らかにしたら、対応策を考えなければなりません。
批評家と呼ばれる人は、現状分析は得意でも、次の一手が提案できないようです。
対応策を出すためには、分析した現状を再度組み合わせる必要があります。
要素を組み合わせて、新たな価値や方法を考えます。
これは、分析とはまた異なる能力です。
組織には、様々な人がいますので、分析が得意な人もいれば、新しいことを生み出すのが得意な人もいます。
分析が得意な人が問題を見つけて、新しいことを生み出すのが得意な人が対応策を考えれば良いのです。
このバトンタッチが上手くいかないのは、分析派の人がしばしば否定的になってしまうからです。
自分の存在意義を示すために、否定を繰り返す人がいます。
それでは、前に進めません。
問題点を明らかにしたら、対応策を考えるために協力することが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、対応策を考えていますか?