船が順調に航海をしているときはあまり意識しませんが、いざという時に何を守るのかを決めておくことは大切です。
船が嵐に飲まれたら、積荷を捨てなければならないからです。
迅速に判断をして、行動しなければ、船そのものが沈んでしまいます。
多くの経営者は、「従業員の生活」を守りたいと思うのではないでしょうか。
そのためには、まずはトップライン(売上と粗利益)を確保することが必要です。
必要なトップラインを維持できなくなってきたら、不要な経費を洗い出して削減します。
それでも追いつかなくなったら、いよいよ苦しい決断をしなければなりません。
その決断は、早いほうが良いです。
早く決断すれば、実行までに時間ができて、相手も準備をすることができます。
ただし、実際には、苦しい決断をするまでに、死に物狂いで対応します。
守るべきものを守ろうという、人間の意志の力はすごいものがあります。
最後の瀬戸際で、なんとか踏みとどまって、嵐を乗り越えることもあります。
守るべきものを決めておくと、いざという時に踏ん張りが効きます。
【本日の質問】
あなたの会社では、守るべきものを決めていますか?
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